今回のテーマは「コンビニコーヒーと喫茶店」にしようかな。
コンビニ側の立場、喫茶店の両立場に立ってそれぞれ売り上げ拡大するにはどうしたら良いかを考えてみたい。
今や当たり前になったコンビニコーヒー、当初は喫茶店業界に大打撃か?と言われていたが、蓋を開けてみたら両者とも堅調に成長している。(fact)
これについて考察がいろいろされているけど、主に「市場の拡大」を上げる人が多い。
つまりどっちも使ってるよということだ。
まあ冷静に考えたら、喫茶店も利用するし、会社にいるときはコンビニも使うといった形で1日の一人当たりのコーヒー消費量があがったのは当たり前に考えられる。
ここでポイントとなるのが、両者の住み分けである。
カフェは基本的にイートイン、コンビニコーヒーはテイクアウトであること。
つまり、両者は住み分けが出来たものの、本質的にコンビニコーヒーの競合となったのは喫茶店ではない違うものなんじゃないだろうか?
それは恐らくオフィスのNespressoであったり、自動販売機であったり、コンビニの缶コーヒーであろう。
記事によると缶コーヒーの成長が横ばいらしいが、これからは下がってくると思う。
なぜなら上記であげたもの全てがテイクアウト市場のプレーヤーになり、競合であるからだ。
ここからが本題だ。
私がコンビニコーヒーを出しているセブンイレブンやファミリーマートの経営陣であったら、私がスターバックス等喫茶店の経営陣だったら今後どうやって売り上げを拡大していくのか?
①コンビニの場合
まず、缶コーヒーを叩き潰します。
(缶コーヒーが売れなくなったらコンビニもこまりそうだけど、利益率を考えたら自前でやってるコンビニコーヒーの方がきっと良いという推測に基づいてます。)
缶コーヒーを叩き潰すには、缶コーヒーとコンビニコーヒーの差を考える必要がある。
コーヒーの質はコンビニコーヒーの方が高い。その場で作ってるしね。
では缶コーヒーの利点は何か?
それは「持ち歩ける事」だと思う。
想像出来るのが、コンビニで同僚達の分までコーヒーを買って、オフィスなり仕事場に持ち帰って飲むシーンだ。
これがコンビニコーヒーでは実現しずらい。
この点をカバーするため、よく喫茶店とかでもらえる複数個持ち運ぶためのホルダーとビニール袋を常設しておけばいいと思う。
さらに氷が溶けるのを防止するための量産出来る特殊ホルダーとかも用意出来たら尚良いね。
②喫茶店の場合
ここはイートインはコンビニコーヒーとは直接競合はしないと思われる。
そのため、主戦場はテイクアウトだ。
これをどう戦うかが主眼となる。
私だったらコンビニコーヒー用のボトルで戦う。
現状タンブラーは数種類(多い場合でも)店頭で販売されているが、これをもっと多く用意し、男女それぞれの嗜好に合わせてタンブラー、マグボトルetc.コーヒーの入れ物を開発、販促に力を入れていく。
タンブラー等の効果はそれ単体の売り上げよりも、タンブラーを持ち歩くことによる宣伝効果と、タンブラーを保有することによる喫茶店へのロイヤリティの形成につながる事の方が大きい。
もし、私がコンビニ、もしくは喫茶店の経営陣ならば上記のこのような方法をとるであろう。
これからの記事には、ただ考察を加えるのではなく、自分ならどうするかを加えていきたい。
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